2017年9月7日 10:30
高杉真宙、長谷川博己に重ねた「理想の大人」像 『散歩する侵略者』で人間ではない役に挑戦
遠からず近からず、たまにふざけあってる感じがしたり、親子でもなくて、先輩後輩でもなく、どんな風にも見えて、面白い。桜井さんとの会話がすごく好きでした。
○フレッシュさは『トリガール!』に置いてきた
――作品が続いていますが、『散歩する侵略者』の前はどの作品を撮られていたんですか?
『散歩する侵略者』の前が『トリガール!』でした。
――ガラッと雰囲気が変わりますね!
もう、心のギャップがすごかったんですよ(笑)。崖から落ちていくくらいの差がありました。キャラクターもそうですし、監督の求めている演技の違いもすごく大きかった。結構自分の中で、迷子になったところではあるんです。
役としての引きずることはなくても、演技の仕方の引きずりはすごくあるんですよね。
舞台をやっていた時に、プライベートで遊んでいた友達から「声がでかい」と言われたんですが、それに近いと思います。『トリガール!』の後は少し声が大きくなっていて、『散歩する侵略者』の撮影で少し注意されたりしました。それがしょっぱなだったから、めちゃくちゃ焦りました。だから、しっかりと戻す作業は必要だなと思いました。
――現場の雰囲気にも違いがありそうですよね。