斉藤由貴、清純派イメージとは真逆だった40年「自分の思うことを大事に」 声の表現で新たな挑戦
●自信がなくてもやってみるほうが楽しい
女優の斉藤由貴が、オーディオブックサービス「Audible」の新作『MARVEL‘s ウェストランダーズ ブラック・ウィドウ』にブラック・ウィドウ役で、声の出演を果たした。この作品は、現役時代から何十年も経ち、リタイア寸前のブラック・ウィドウの活躍を描いた物語。斉藤は来年で芸能生活40周年となるが「Audible」出演はこれが初で、「普段のお仕事よりエネルギーを使いました」と笑う。
そんな斉藤は、どんな40年を送ってきたのか。また“清純派”“知性派”というイメージの枠で語られることについて息苦しさはなかったのか。彼女の素顔と現在地に迫った――。
○■戸惑いの中でも「面白いことになるかもしれない」
――まずは、今回のオファーを受けたときの感想からお願いします。
ブラック・ウィドウというキャラクターは私の中でとてもカッコいいイメージがありましたので、たとえ声だけの表現だとしても、そんな役柄を私が演じてもいいのかという戸惑いがちょっとありました。
でもやったことない仕事ですし、面白いことになるかもしれないからと考え、受けさせていただきました。
――好奇心というか何かにトライする、チャレンジするのが好きなタイプなのですか?
そうかもしれないですね。