山田涼介&ディーン・フジオカのオーラは、日本のツートップ!? 『鋼の錬金術師』で見せた異世界の美
現場でもずっと「映画をやりましょう」という話をしていたんですけど、撮影していても「この人は実在している人だろうか?」と思うくらい、”スクリーンの中の人”です。
海外の生活が長かったので、最初は日本での撮影に慣れていない部分もあったようですが、すぐに適応していただきました。海外とは演技の方法論がちょっと違っていたりもするのですが、現場で細かくお話ししていくと、本当に理解が早い。とてもスマートな役者さんで、とても自然体でした。そして、その演技の勘の良さに随分助けられました。
山田くんもディーンさんも、何もしなくてもスクリーン映えしますから、これ以上良く撮るにはどうしたらいいのかと、考えてしまうくらいでした(笑)。どこからカメラを向けてもOKな役者さんも、そうそういないですよね。現代の日本のツートップです。
○映画のスクリーンが本当に似合う
――スクリーン映えって、どういうところがポイントになるのでしょうか?
顔立ちとかだけではない、役者さんの持つオーラみたいなものが、必ずあるんですよね。姿勢なのかもしれないかもしれないし、一瞬の立ち姿なのかもしれない。その出ているオーラが、スクリーンに映えるかどうかを決めてしまうと思うんですよ。