誰!? 「完全に猿」になってしまった永瀬正敏、東出昌大も仰天の役者魂
とはいえ、「毎日メイクにも時間がかかるし、毛皮つけてそこに鎧をつけて、大変な状態なんです。真夏の京都ですから。顔もびっしりと固めてしまうから、汗の吹き出しようもないくらいなんです」と相当ハードな撮影だったようだが、「でもほんとにビシッと難役を見事にこなしてくれました」と絶賛する。
また、黒和藩の藩主・黒和直仁を演じた東出昌大は、撮影現場で大臼に遭遇した時のことを、「初めてお会いした時、口がきけないと聞いていたので、なんてご挨拶していいのかと思いました。この中に永瀬さんがいるんだろうなと想像していましたね」と明かし、「でも数日後に支度場で永瀬さん本人とお会いした時、『あっ!ほんとに中身は永瀬さんだったんだ!』と改めてビックリしてしまいました」と特殊メイクの完成度の高さに舌を巻く。
大臼が身に付けている赤い甲冑は、黒澤明作品をヒントに、『るろうに剣心』シリーズなどで知られる衣装デザイナー・澤田石和寛氏が担当。「大臼の甲冑は黒澤映画『影武者』の赤い甲冑にオマージュを込めています。とても印象的な赤でしたので。
彼は侍に憧れたニホンザルで、ヒーローの様な家紋をデザインしています。一番武将らしい家紋ですね」と秘話を明かしている。
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