青山テルマ「自分を好きでいたい」 愛せなかった時期を経て意識変化 音楽への思いや恋愛観も語る
「こうすれば気に入られるかもとか、本当はこう思っているけど、こう言ったほうがいいのかなとか、そういう風に考えてしんどくなる瞬間って、みんな生きていてあると思いますが、本心を言ってもわかってくれる人は必ずいると思うので。そういう人が周りに増えていき、より自分を表現しやすい環境を作っていけたのだと思います」
●「自分らしさという言葉は好きではない」
過去にはトリニダード・トバゴ人と日本人のクォーターであることから差別を受けたり、デビューしてからも好きな自分になれなかったり、自分のことを愛せなかった時期もあったという。
「今はミックスって『かっこいい』『かわいい』と言われますが、以前はレアキャラみたいな感じで、差別とも向き合ってきました。また、デビューして皆さんに曲を聴いてもらえる環境にいましたが、当時は大学との両立で目の前のことをこなしていく日々で、キャパオーバーな状態が続き、『今の自分好きじゃないな』『もっと上手くできたな』とかすごく葛藤があって、20代前半から後半まで、反省して自分を見直す期間がすごくありました」
自分と向き合う中で、「自分のことを愛していこう」という気持ちに。