横溝菜帆、『ぎぼむす』で目覚めた芝居の楽しさ「一生続けていきたい」 ピクサー声優挑戦や今後の目標も語る
――お芝居の考え方はどう変わったのでしょうか。
『ぎぼむす』の前は、こういう感情の時はこういう表情をすればいい、こういう言い方をすればいいという感じでやっていたのですが、『ぎぼむす』から、見えるところの表現を一番に意識するのではなく、感情を優先するようになりました。
――『ぎぼむす』が大きな転機に。
そうですね。『ぎぼむす』でお芝居が好きになり、続けていきたいという思いに。そして、『君と世界が終わる日に』あたりから、役者の仕事を一生続けていきたいとはっきり思うようになりました。『きみセカ』の時に竹内涼真さんがお芝居を褒めてくださって、「お芝居の相性がいいよね」と言ってくださったことがうれしくて、そういう風に「この人と一緒にやりたい」とか「この子なら大丈夫だな」と思ってもらえる役者さんになりたいと思いました。
――影響を受けた共演者の方を挙げるとすると、竹内涼真さんということに?
そうですね。
竹内さんの影響はすごく大きかったです。『ぎぼむす』で共演した綾瀬はるかさんも憧れの存在で、また親子役とかで共演できるように頑張りたいです。
――もう子役ではなく女優なんだと、意識が切り替わったタイミングはありましたか?
高校生になってから意識が変わった気がします。