2019年3月17日 09:00
先生王子怪演が話題の町田啓太、“EXILE系ぽくない”印象も「自分らしく」
ぜひ、お話を伺っていければ。
本当ですか? ありがたいですね(笑)。
――勝手に、楽しそうに演じられてるのかな? と思っていたのですが、町田さんとしてはどうだったんですか?
難しかったです(笑)。
――難しかったんですか!
そうなんです。もちろん、見て楽しんでいただけるのが一番なので、キャラクターが生き生きするようにとは思っていました。ただ、美に対する執着がすごいキャラクターだったので、どういう人間なんだろう? と考えてしまいました。結局、多分中身と外見が伴ってないやつなんだろうな、と。
結城理一は、いわゆる王子的な振る舞いや仕草はできるんでしょうけど、外面を塗り固めてるだけで、中身は子供のまま。
きっと本当は逆で、本心から出た優しさこそが、美しさや王子と言われる部分に繋がるんだと思います。だからこそ、それがない人間にしたら、面白く見ていただけるかなと思って、掘っていくようにしました。
――そんなに深い役作りをされていたとは……。
やっていることは、全く深くはないんですけども(笑)。軽いように見せるというのも、一つの手かなと思っていました。きっと、本人は大真面目にやってるけど、周りの人がくすっとなってしまう状態が面白いんだと思うんです。