くらし情報『『アラジン』作曲家アラン・メンケン「自分の曲に惚れこみすぎないこと」』

2019年6月10日 10:00

『アラジン』作曲家アラン・メンケン「自分の曲に惚れこみすぎないこと」

グラミー賞やソングオブザイヤー、オスカーなどを受賞したし、ポップチャートでも1位も獲ったから、僕の手掛けた楽曲のなかでも特別な1曲だ。自分でもけっこうイケてる曲だとは思っている(笑)。

――やはり作った時から「これはイケる!」という手応えはあったのですか?

その可能性はあるんじゃないかと思ってはいたよ。

――作詞家ハワード・アッシュマンと初のアカデミー賞歌曲賞を受賞されたのは『リトル・マーメイド』の主題歌「アンダー・ザ・シー」ですが、その時も何か特別な手応えはあったのでしょうか?

その時もこれだ! という手応えはあったし、周りの人たちから「この曲は特別だね」と言ってもらえた。でも、僕にとっては自分が作るすべての楽曲が、自分の子どもみたいなものなんだ。

僕の姿勢としては、どの曲でも、自分がすべきことはやり切って、あとは世に送り出すだけで、その後どうなるかはみなさんにおまかせしている。だから、正直、カットされて、みなさんの耳に届くことがなかった最高の曲だってあるよ。逆に、すごく成功した曲でも、自分としてはまーまーだなと思う曲もある。
もちろんどれだかは言えないけど(笑)。

――今までスランプなどはなかったのですか?

たとえば依頼された仕事の内容があまり良いと思えなければ、立ち往生してしまうこともある。

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