伊礼彼方、藤井隆になら「身を委ねても…」異色タッグのアルバム語る(前編)
――ぜひ今回もご説明をお願いできると嬉しいです!
藤井さんとは、舞台『KOKAMI@network vol.13 「朝日のような夕日をつれて2014」』で共演してから、仲良くさせていただいています。あるとき唐突に「いつか椿鬼奴さんとデュエットしてほしい」と言われて、話半分で……いや、本当はすごく期待して「いいですよ」と言ったんですが(笑)。それが実現したのが4年越しでで、去年、椿さんのデビューアルバム『IVKI』で「偽りの新銀河」というデュエットソングをご一緒することができました。
その際に、藤井さんが鼻歌で作った曲を堂島さんにそのまま送ったという話や、レコーディングで出会ったスタッフさんの様子からも、純粋に音楽が好きで携わってる感じや、大の大人が真剣に遊んでる雰囲気が素敵だなと思って「こういうところだったら自分の身を預けてもいいのかな」と、心惹かれました。今まで、自分の身を人に預けることを一切拒絶してたんですけど、少しずつ大人になって、良い方々と出会うことも多くなって、そろそろ身を委ねてみてもいいのかな? と。
●公演中『レ・ミゼラブル』ジャベール役にかわいさ?
――今回のアルバムを出すにあたって、藤井さんとのやりとりでは、どんなところが印象的でしたか?
もう、こだわりのビジュアル撮影ですね。