2019年10月5日 16:00
トータルテンボス、全国ツアーで毎年進化! M-1卒業後に“原点”再確認
お客さんを笑わせたいというか、全国に行っていろんな人を笑わせたいっていうのが原点だろって。
藤田:原点はね。でも、M-1のためにやっていたというのは大村も同じで、そこから大村はすぐ切り替えられたけど、俺は切り替えられなくて燃え尽き症候群になって、なんでツアーやるんだろうって。
――藤田さんはそこからどう切り替えていったんですか?
藤田:徐々に徐々にですね。世の中も変わっていって、M-1も1回なくなったりして、でもネタはずっとやっていかなきゃいけないという気持ちになって、コンテストのためだけにやるのではなくお客さんのためにやっていくんだなって。地方に行くとすごい喜んでくれるんですよ。「東京・大阪は行けないけど地方まで来てくれたから楽しめた」って言ってくれて、日本人の心に触れる感じがあるんです。
大村:あと、僕がネタを考えて、僕がイタズラを勝手に仕掛けて編集してっていう感じなので、自分でやっている感がなかったってよく言っていました。
藤田:9割くらい作られたものをただやるだけだったので、参加している感がなくて。
大村:それで、藤田に役割を何か与えたほうがいいのかなと思って、ツアーの中で流れる音楽を決めていいよって。