アンジー、『マレフィセント』に込めた思い さらなる続編アイデアも語る
シリアスなりすぎない、そこで気をつけたことは何でしょうか?
アンジー:マレフィセントの個性の強さのひとつは、彼女の持っている遊び心ではないかと思っているの。だから彼女と相対した時に、彼女を負かすことは難しいのではないか、それだけ彼女が強い心を持っているということでもあるのよね。ある著者が「愛されるということはあるけれども、それよりも大切なことは理解してくれること」という言葉を言っていて、クレイジーと思われるかもしれないけれども、この2人は完璧なペアなのよ。それはお互いを本当によく知っていてお互いを受け入れ合って、お互いを知り尽くしているからこそ、遊び心も持てて深い愛情と心の底からの理解を持っているのよ。
サム:前作のときに演じながら気が付いたことは、マレフィセントとディアヴァルの関係は、書かれている以上のものがあるのではないかということ。つまり長年結婚をしているカップルみたいな、お互いに口喧嘩をしているような関係があるような気がした。だから今回、同じ役柄で戻ってくることがとても楽しみだった。それには理由が2つあって、僕は今までの映画で死んでしまう役が多かったので、同じ役を2回演じたことがなかったということ。