アンジー、『マレフィセント』に込めた思い さらなる続編アイデアも語る
前作で生まれた時、彼女は無垢な存在だった。しかし傷つけられ、そして翼を奪われ、トラウマに。つまり、誰でも傷ついたり何かを失ったりすれば変化が起こるもので、特に女性の場合は本当にたくさんのことを経験する。身体的な変化はもちろんのこと、そのなかで何か大きく傷つくようなことがあると、自分が持っていた柔らかさが失われていくと思うの。
サム:ディアヴァルは、最初の頃からマレフィセントの中にある温かさや、一見怖い外見なんだけれども、その中にある柔らかさにほかの人より早く気が付いていた男さ。たとえば子供で説明すると、子供というのは実は洗練されていて、アンチヒーローというものがかなり長い間、映画の中で存在していて、受け入れられてきたけれど、子供向け家族向けのエンターテイメントのなかでは、あまりアンチヒーローというものは定着していない。けれども実際人生を考えてみると、善悪というものは別々に存在しておらず、グレーのエリアというものがある。子供にはそういうものを完全に理解できる能力があるのさ。
――ところで、マレフィセントと同じ種族の妖精・ウド役のMIYAVIさんは、アンジェリーナさんと交流があるそうですね。