田中樹、「嫌なやつ」演技のうまさ絶賛に複雑? 『ブラック校則』で鍵を握る
田中は、役作りについて「学校にいる嫌な奴のすべてを合わせたような役なので、それを意識して演じていた」と語っていたが、その悪いキャラクターっぷりに、(佐藤扮する)創楽に悪態を突くシーンで「カットがかかってOKが出たあと、監督が僕に小声で『本当に嫌な奴に見えますね』って言ってきて、そのときにミチロウを演じられてるんだっていう気持ちと、本当に嫌な奴に見えてるんだっていう絶妙な儚い気持ちになった」と話す。これに菅原監督は「褒め言葉です!(笑)」と田中の好演を称えた。また、劇中で田中は初の柔道にも挑戦したが、ただの柔道部員でなくキャプテンという役柄でもあるため、上手く見えるように演じる必要がある投げ技にも苦労したようだが、撮影現場ではその手さばきに「さすが!」と驚きの声があがったという。
しかし、「ブラック校則」をぶち壊そうと立ち向かう創楽と中弥にとって、劇中で絶対に欠かせない鍵を握っている超重要人物。ドラマ、Huluでは「悪いキャラクター」であるはずのミチロウの「実はいい奴なのでは?」と思えるエピソードも展開される。
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