2019年11月20日 11:30
「もっとEXILEに」…HIROの言葉から、小林直己がたどりついた現在
――HIROさんに「EXILEになれ」と言われたというエピソードもありましたが、それも経てたどり着いた感じでしょうか?
そうですね。EXILEに入って3年目にATSUSHIから「改めてメンバーの夢を教えてほしい」という提案があったんです。グループはみんなの夢を叶える場所だし、そのことがグループの未来への力にもなるということからの提案でした。それで、長テーブルに座ったメンバーがひとりひとり夢を言っていったんですね。そのとき、ATSUSHIは「歌の力で病気を治したい」と言っていたし、SHOKICHIは「EXILEのストロングポイント になりたい」と言っていました。
僕は、夢自体はたくさん持っていると思うんです。でも、覚悟を持ってEXILEで叶えたい夢を言うメンバーの中で、俺の夢でみんなに言えるものってあるのかなと思ったら、何も言えなくて。「すみません、皆さんみたいに語れる夢はないです」と言いました。
そのときにHIROから「もっとEXILEになったほうがいいんじゃないか 」って言われたんですね。
それは、EXILEがどうこうということではないと思うんです。社会の中で覚悟を持ってやるというだけの話で。