(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・何も食べたくない「死ぬのに食べる必要があるのか、と思ってしまうから」(30歳/その他)
総評
ダントツの結果で、1位は「母が作ってくれた手料理」でした。男性と比べ、自ら料理をする女性も多いはず。そのため、いかに料理を作るのが大変か、これまで食べてきた母の手料理がおいしかったかということを身にしみて感じているのではないかと推測できます。
2位は「おばあちゃんが作ってくれた手料理」でした。こちらは懐かしい味として、最期にいろいろと考えたいタイプの人が選んだようです。つまり、自分のこれまでの歩みを振り返るなかで、おばあちゃんの味が出てきたのでしょうね。
3位は「すし」でした。こちらは、日本人としての魚食文化からの結果のようです。
中には、「高級」「ウニをたらふく」なんてコメントも。最期にお金を気にしないで満腹になりたいという気持ちがうかがえます。
ランキング外のコメントやその他コメントでも、「愛する人」「家族」と一緒であれば、特に料理にはこだわらない、という意見が多く見られました。食事というのは、単に食欲を満たすためだけでなく、コミュニケーションとしても大切だということですね。