2012年3月22日 08:46
経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (14) 京大生が震えた”伝説の講義”! 藤原敬之氏著『日本人はなぜ株で損するのか?』
今回ご紹介する『日本人はなぜ株で損するのか?~5000億円ファンドマネージャーの京大講義~』は、その講義内容を余すことなく再現した書籍になっています。
これからの日本を担うであろう若き英知が集まる京都大学で、その内容に、多くの学生が刺激を受け、心を震わせ、感動したと言う講義です。
いったいどんな講師の方がどのような講義をしたのでしょうか?まずは、その答えの本質が垣間見える最終章「第六章「日本人とは何か?」最後に伝えるべきこと」からご紹介しましょう。
上記のメッセージは、京大生たちの心に深く強く響いています。
きっと、社会に出る前の心構えと覚悟を認識したのだと思います。
この本を読んだ私自身も実感し納得し痛感しました。
直接、自分の心に響かせたいという思いもあり、このメッセージの意味について、藤原さんご本人にうかがいました。
「このメッセージに託した不条理への対処の仕方については、学生さんたちよりも(若い)社会人の皆さんの方が理解しやすいかもしれません。
ビジネス・組織の世界においては、必ずと言って良いほど、不条理が存在する。
ちょうど今、まさにその不条理を目の当たりにしているという方もいると思います。