読む鉄道、観る鉄道 (6) 『相棒 season 6』 - 日本の豪華列車で起きた密室殺人事件に杉下右京が挑む
前回はヨーロッパ国際特急、その前はアメリカの大陸横断列車が登場する映画を紹介した。
そこで今回は日本の豪華列車「カシオペア」が登場する作品を紹介する。
といっても映画ではない。
刑事ドラマの人気シリーズ『相棒』から、2008年に放映された正月スペシャルだ。
密室で起きた殺人事件に、あの杉下右京と亀山薫のコンビが挑む。
『相棒』といえば、もはや「国民的ドラマ」ともいえるシリーズ。
亀山薫(寺脇康文)はすでに卒業し、後任の神戸尊(及川光博)も、先頃最終回を迎えた『相棒 season 10』で卒業。
次回作の新”相棒”には成宮寛貴が決まったばかりだ。
同作品は2007年10月~2008年3月に放送された『相棒 season 6』の第10回。
年始特番として2008年1月1日に放送された。
正式なサブタイトルは、『開局50周年記念元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件! 上野~札幌1200kmを走る豪華密室! 犯人はこの中にいる!!」』という長さ。
もっとも、ファンサイトなどでは『寝台特急カシオペア殺人事件!』と省略されるようだ。
警視庁特命係の杉下右京警部(水谷豊)