2012年8月4日 00:30
理系のための恋愛論 (448) 婚活を始めて後悔しないために
楽しくて気の合う同性の友人がいて、仕事も趣味も忙しいのですから、恋愛にまで手を回す余裕がないのも仕方がないと思います。
しかしながら、自分がそうして楽しく過ごしている間、友人たちは要領よく……というか、もっと先のことを考えていて同性同士の付き合いだけでなく、恋愛問題にもしっかり取り組んでいたりするのです。
そうして、気が付いたときには、親しい仲間うちでフリーなのは自分1人になっていて、友人たちも恋人や妻と出掛ける用事があるので、なかなか前のように男友だちとの付き合いも「いつでもOK」というわけにはいかなくなってくる。
そこで初めて「寂しい」と思って、婚活や彼女さがしを始めてみると、「その年齢まで? 」と赤の他人から素朴に聞かれてしまって、ビックリするというわけです。
同性の友人を大切にしたり、仕事や趣味に一心に打ち込んだりしながら恋愛まで手が回らないという人は、ある意味、とてもピュアで不器用で、人がいいのだと思います。けれど、誰でもほとんどの場合、いつかは1人では寂しくなってしまうのです。
同性の友人に囲まれているだけではなく、自分を好きになって信頼してくれる人にそばにいてほしくなってくるものです。