消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (15) ”リストラされた!” その後の家計負担を減らす「支出軽減テクニック」(後編)
金利の高い時代に借りていたものであれば、ローンを借り換えることで返済額を減らすことも。
いずれにしても、落ち着いて、すみやかに対処することです。
ローンの条件変更には、「一定期間の支払いを毎月返済額の利息のみにする(または元金返済を減らす)」「返済期間の延長による返済額の軽減」「ボーナス返済の減額・とりやめ」などがあります。
フラット35の場合、生活状況の変化などが生じた場合でも安心して返済が続けられるよう、さまざまな返済方法変更メニューが用意してあります。
払えないことがわかったら、滞納する前に住宅ローンの融資を受けた金融機関の窓口あるいは住宅金融支援機構各支店又はお客様コールセンターに問い合わせ、自分が置かれている状況と要望をはっきり伝えましょう。
その他、銀行や労働金庫、信用金庫などのその他金融機関で借り入れた場合も条件変更の交渉は可能です。
絶対にやってはいけないのは、滞納のまま放置したり、キャッシングなどを利用して返済すること。
融資先の銀行との交渉が決裂した場合には銀行協会の相談窓口である「銀行とりひき相談所」に相談するのも一案です。
【拡大画像を含む完全版はこちら】