くらし情報『山田隆道の幸せになれる結婚 (9) 「運命の人」とはいったいなんなのか?』

山田隆道の幸せになれる結婚 (9) 「運命の人」とはいったいなんなのか?

今の恋人が「運命の人」でないなら、やはり結婚するのは時期尚早なのではないか。

後になって「こんなはずじゃなかった」と後悔するのではないか。

だったら、今の恋人と別れて、新たに「運命の人」を探す旅に出たほうがいいのではないか。

そんな答えのない自問自答を繰り返し、婚期をずるずる引き延ばしてしまう。

私見だが、これは30代前半の女性に多いと思う。

20代後半の女性なら、30歳という足音が結婚を決断するための絶好の後押しになったりするが、30歳を過ぎると少し開き直るのか、あるいはより慎重になるのか、とにかく理想が高くなるわけだ。

さて、翻って僕の場合はどうか。

冒頭に書いたように、妻と結婚生活を送る中で「こんなはずじゃなかった」と思うことは多々あるものの、それでも自分の結婚相手探しにミスがあったとか、結婚が時期尚早だったとか、そういう後悔の念はまったくない。


別にのろけるつもりはないが、現在の妻こそが「運命の人」だと断言できる。

それはきっと、僕が勝手に「彼女こそ、自分にとって唯一無二の運命の人だ」と設定したからだろう。

「運命の人」が誰かなんて命題に正確な答えはないのだから、だったら自分で答えを設定するまでだ。

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