【コブスくんのモテ男道!】皮膚科医に聞く。ストレスと大人ニキビの関係
その崩れが皮脂の分泌を高めることになって、先ほどのニキビができるメカニズムに結びつくわけです。当然、ニキビは発生しやすくなります」と言います。
たしかに、生活環境の変化や社会不安な状況は、睡眠不足や疲労、ストレスに直結します。「それがニキビを生む一因になっています。また、ニキビそのものがストレスになることもあるわけです。放っておくと、シミになる、赤みがとれない、肌が隆起や陥没したりするなど、ニキビあとに悩むことはよくあるんです。
それらのストレスを取り除くためにも、皮フ科医は、まずはニキビケアのポイントや、正しいスキンケアの方法を指導します」(小林先生)
■大人ニキビはあとに残りやすい
ではここで、小林先生に「自分でできるスキンケア」を教えていただきましょう。
1 1日2回以上、次の正しい洗顔を行います。
特に、汗をかいたらすぐに洗顔を。気温が高い夏は皮脂と汗が混じってニキビを悪化させるので注意してください。
<洗顔法>
(1)蒸しタオルで毛穴を開かせておくと、毛穴の奥の汚れや皮脂が出やすくなります。
(2)36℃~40℃の人肌程度のぬるま湯で顔を素洗いします。
(3)石けんをよく泡立てて、泡で皮脂や汚れを包んで乳化させ、泡といっしょに落とします。