【コブスくんのモテ男道!】ダーリンは外国人 国際結婚の本音とは?
と、さらに恵利子さんは喜びます。
しかし喜びもつかの間、現実はそう甘くありませんでした。
「子供が生まれて、在仏日本大使館に出生届を提出しました。そのときに『お子さんが22歳になったら、日本国籍を選ぶか、フランス国籍を選ぶか、選択する義務があります』と言われたのです。
フランスは二重国籍が可能ですが、日本では認められないためです。もしフランス国籍を選択したら……子どもは外国人ということになります。名字はおろか、国籍まで自分と異なるなんて、考えたくありません」と恵利子さん。
もうすぐ小学生になる恵利子さんの息子は、日本語もフランス語も理解するバイリンガルに育っています。
「フランスの幼稚園に行っているから当たり前ですが、少しでもフランス語の方が日本語よりもできると感じることがあると、私はヒステリーを起こしてしまいます。将来息子が外国人になってしまう気がして……」
ハーフ&バイリンガルと聞くと、うらやましくもあるのですが、現実はそう単純なものではなさそうです。■誇り高きフランス人もケチャップには弱い?
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