【コブスくんのモテ男道!】ダーリンは外国人 国際結婚の本音とは?
繊細な味を娘に覚えてほしくて頑張った努力を、踏みにじられた気分になりました」
激怒した倫子さんは夫に抗議したそうですが、
「なぜ真っ赤な紅しょうがはいいのに、ケチャップはいけないの?」
と答えられ、あぜん。
「すしにガリは合うけど、ケチャップはかけないでしょ!」と反論してみたものの、夫はポカ~ンとしています。
「これは一例で、食文化の厚い壁にあたることは日常茶飯事なのよね」と、3人とも苦笑い……。
「日本人と結婚しても日常生活の価値観の違いでトラブルになることはあると思いますが、外国人との結婚は思わぬところで常識が異なるので、いつトラブルが発生するか予想不可能。それが面白い点であり、つらいところでもあります」と倫子さんはしみじみ語ります。
■理解しあえない国民感情
ドイツ人と結婚した麻里(37歳・宝石店勤務)さんは
「私たちは、どこかの国に特別な感情があるわけではありませんが、相手の出身国に対して持っているイメージが異なることがあります」
たとえば、結婚当初の2002年の日韓ワールドカップを見ていたとき、
「韓国VSスペイン戦で誤審が問題になり、夫が『韓国が自国に有利なように判定を行っていると日本は疑っているようだけど、そんなことはないと思う』と言い出したんです。