【コブスくんのモテ男道!】保険セールスに学ぶ。相手に断られないアポの取り方
・『一度お会いしたいのですが、今週がいいですか?それとも来週がいいですか?』と聞いた場合
この聞き方の場合、『会える(イエス)』か『会えない(ノー)』かではなく、『どちらのほうがより都合がいいか』を選んでもらうことになるため、すぐに『ノー』という答えにはつながりません。
もちろん、『今週も、来週も都合が悪い』という選択肢がありますが、その場合は『では、再来週はいかがですか?それとも来月のほうがいいですか?』と続けて聞くことができます。
一般的に、人は二つの選択肢から一つを選ぶほうが答えを出しやすく、それゆえ、すべてを断る結果(ノー)にはなりにくいのです」と川崎さんは説明します。
確かに、多くの選択肢の中からたった一つの答え(日時)を選ぶとなると、迷いも出てきそうですが、提示された二つの選択肢からどちらかを選ぶなら答えやすいような気がします。
■アポ取りでは否定語を肯定語に直す
アポイントを取る際の話し方の工夫は、もう一つあるそうです。
「いつも、あまり意識していないと思いますが、否定語は使わずに肯定語を使って話すようにします。具体例を挙げてみましょう」(川崎さん)。
【否定語を肯定語に直した場合の具体例】
・「一度、会っていただけないでしょうか?」