くらし情報『【コブスくんの使えそうな仕事術】心療内科医に聞く。おならを抑える方法とは?』

2011年12月11日 17:00

【コブスくんの使えそうな仕事術】心療内科医に聞く。おならを抑える方法とは?

一つは便秘です。おならは排便とともに体外へ出されますが、便秘だとそれがかなわないわけですから、ガスはたまりやすくなりますね。

もう一つ、睡眠不足やストレスが原因ということがあります。腸の働きは自律神経の副交感神経によって左右されるので、疲労や緊張、不安、ストレスがあると腸のぜん動が弱まり、腸内にガスがたまりやすくなります。

■動物性タンパク質や揚げ物がにおいのモトに

――おならのにおいはどこから来るのですか。

野崎先生腸内で発生するガスの質によって、においが変わります。炭水化物や脂肪を分解するときは発酵するのですが、タンパク質を分解するときには、腐敗させるとイメージしてください。このときに発生するガスの主成分はスカトール、アンモニア、インドール、硫化水素などで、においのもとになります。


――つまり、タンパク質である肉や魚を食べると、腸内で腐敗ガスが出て、おならになると臭いが強くなるということでしょうか。

野崎先生そうです。動物性のタンパク質や、油っこいもの、またニンニクやタマネギなど硫黄分が多い食べ物を多くとるとそれらのガスが発生するので、においが強くなります。

野菜など繊維質や炭水化物を食べた場合、消化するために町内ガスの量は増えますが、刺激臭はありません。

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