【コブスくんの使えそうな仕事術】心療内科医に聞く。おならを抑える方法とは?
など心因性の原因が多いのですが、神経質にがまんすることで胃腸を壊しています。極度の便秘と下痢を繰り返す人もいます。
体に吸収すべきではないガスをがまんすると、体内に悪いガスがたまって腸の働きを妨げるので、頻繁にがまんするのは避けてください。先にお話しした方法のほか、朝、ゆっくりトイレに行く時間をつくるなど、上手にトイレに行くことを心がけましょう。
そして、デリケートなことながら、体の自然反応の一つです。エチケットやマナー違反ではない限り、お互いさま、という考え方が大事でしょう。
――はい、よく分かりました。ありがとうございました。
野崎先生のアドバイスで明日のデートや合コンは乗り切るとして、それにしても、「消化のよい食べ物をゆっくりかんで食べる。朝は早めに起きてトイレへ」ということを心がけると体全体が快適になりそうなお話でした。監修:野崎京子氏。
心身医学・ペインクリニック・麻酔科専門医。京都大学医学部卒。国立京都病院、大阪赤十字病院などをへて、現在、心療内科・ペインクリニックの野崎クリニック院長。著書に『心療内科女医が教える人に言えない不安やストレスと向き合う方法』(マガジンハウス1365円)