【コブスくんのモテ男道!】温泉ソムリエに聞く。温泉効果をアップする10の入浴法
上がるときに、体を洗ったりシャワーをかけたりすると温泉成分を洗い流してしまうことになります。温泉のかけ湯ならOK。
10.入浴後は30分~1時間の休憩を
汗やほてりが自然に引くまで、水や麦茶、熱で失われやすいビタミンCを含んだドリンク、スポーツ飲料などを飲みながら、ゆっくり過ごしましょう。この時間は大切です。この間に、温泉の成分がより体に浸透していきます。
ビールなどアルコールは、のぼせた体に悪影響を与えることがあるので、このときはガマンします。1時間程度ゆっくりした後の、夕食時のお楽しみにとっておきましょう。
最後に勅使川原さんは、こう付け加えます。
「夜に温泉に浸かるときは、夕食後1時間ほどたってからにしましょう。食後すぐは胃腸など消化器官に血液が集中している、お酒を飲んだ場合はアルコールが残っていて、気分が悪くなることがあります」
日々の適当なシャワーがクセになっている筆者は、温泉に出掛けても適当な浸かり方でせっかくの効果が半減だったことに気付きました。これからはこの10の術を実践し、もっと温泉浴を楽しむ決心をした次第です。
監修:勅使川原郁恵氏。ショートトラック・スピードスケートの種目で‘98年長野五輪、2002年ソルトレークシティー五輪、さらに’06年トリノ五輪と、3度のオリンピック出場・入賞を果たす。