【コブスくんのモテ男道!】不動産アドバイザーに聞く。悪事は水道代で露見する
入居者が知らないうちに水が漏れているということが時々あるからです。
ですから、家主側は入居者に対してその都度、水漏れ点検の依頼など、確認をするようにします。
水漏れでない場合は、複数か長期の来客があった、または入居者が増えたのだなと予想します。入居者が1人、2週間だけ増えたとしても、水道代は跳ね上がりますから」と穂積さんは説明を加えます。
「何かあるな」と危ぶむのはどういうときですか。
「点検の依頼をしたとき、居住者が挙動不審だったり、かたくなに部屋に入ることを拒むなどの反応がある場合は、契約違反になることをされている場合が多いです。
例えば、賃貸マンションで単身者入居の契約をしていたけれど、『同せいを始めた』というケースは多いですね。この場合、入居時の契約内容に違反することになりますから、家主か管理会社に通知してください」(穂積さん)
同居者ができた場合、家主に伝える必要性について、穂積さんはこう説明します。
「例えば、火災が起こったときの事後処理にかかわる、指名手配犯や不法滞留外国人を隠ぺいしているなどということも考えられるわけです。
よって、入居者が増える場合は、入居時に誰もが審査を受けるのと同様に、住民票、身分証明書の写し、緊急連絡先などを家主に提示する必要があります。