くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】不動産アドバイザーに聞く。ブラック物件って何のこと?』

2012年6月26日 17:00

【コブスくんのモテ男道!】不動産アドバイザーに聞く。ブラック物件って何のこと?

ですから、近隣のレストランなどお店に入って話を聞いてみるなど、下調べをしておきましょう。

また、それらしき情報を耳にしたら、すぐに仲介した不動産業者に真実を確かめて、対応が悪ければ地域の消費者センターに連絡してください」(穂積さん)

穂積さんは、次のようなアドバイスも加えます。

「一方で、ブラック物件になると、家主は事件や事故に巻き込まれることになり、家賃収入も途絶えて大変困るわけです。

ブラック物件は日本中で増えており、いまや、社会問題にもなっています。

そこで、あらかじめ告知した上で、おはらいなどを施してから家賃や保証金など条件を改定して借り主を募る家主もいます。

また、UR賃貸住宅や公営住宅では、心理的瑕疵(かし)物件であることを公表して家賃を安くしている場合があります」

入居してから気付いたのでは遅い、これらの事実。家賃が安めの部屋に遭遇したら、すぐにラッキーだと舞い上がったり即答をせずに、いったん情報を集めるように心がけたいものです。

監修:穂積啓子氏。
「女性の安全な暮らし」をテーマとして、大阪市中央区を拠点に活動する不動産アドバイザー。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)

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