【エンタメCOBS】ラノベの最大手、電撃文庫の編集者さんにアレコレ話を聞いてみた!
――なるほど。いままでラノベとは違う作品を執筆していた人などにもチャンスが出てきたわけなんですね。
■応募作品のトレンドは?
――6,000作以上もの応募があり、非常に盛り上がっている電撃小説大賞ですが、送られてくる作品の傾向と言いますか、内容はどういったものが多いのでしょうか?
ファンタジーでもラブコメでもやはり一定の数送られてきます。先ほど述べた一般文芸読者向けの作品の数は全体の2割~3割ですが、ここ数年でかなり増えてきていますね。
――そうなんですね。応募作品のトレンドというのはありますか?
一応はやりというか、トレンドというものはありますね。電撃文庫の中で一番の累計発行部数を誇る『とある魔術の禁書目録』が出始めた時期などは『特殊な能力を持ったキャラクター同士が戦う』というファンタジー要素のあるアクション作品が非常にはやりましたが、現在では落ち着いてきているように思います。
――確かに数年前はそういった作品が非常に多かった気がしますね。
現在はどういった内容の作品が多いのでしょうか?
あくまで個人的な意見ですけど、ゆるい日常を描く作品が多くなっているように思います。