【コブスくんのモテ男道!】元アスキー編集長に聞く。電子書籍リーダー、どれがどういいの?
紙の本の電子書籍化が進む中、それを読むことができる端末のタブレット型パソコンや電子書籍リーダーが続々と発売されています。でも、いったい何がどう違うの?どれを選べばいいの?と疑問はつきません。
そこで、パソコン活用情報誌『アスキー・ドットPC』元編集長で、大正大学表現学部教授の大島一夫先生に、それらの違いや選ぶにあたってのポイントについて、詳しいお話を伺いました。
■電子ペーパーは活字本の読書にお勧め
――タブレットと電子書籍リーダーはどのように違うのでしょうか。
大島先生電子書籍を読む場合、アップル社の「iPad(アイパッド)」やサムスン電子社の「Galaxy Tab(ギャラクシー・タブ)」のように、パソコンのようにも使える「タブレット端末」と、読書機能に特化した「読書専用端末」の2タイプがあります。
タブレット端末は「液晶ディスプレイ」でカラー表示され、写真や動画、電子雑誌の表示に強いという特徴があります。
一方で読書専用端末は、表示に「電子ペーパー」を使っています。液晶ディスプレイは全体が蛍光灯のように光って表示しますが、電子ペーパーは紙と同じで白い紙の上に印刷されたように文字が表示されます。