【エンタメCOBS】推理小説を書くルールがあるって知ってますか?
最後の章でひょっこり登場した人物に罪を着せるのは、その作者の無能を告白するようなものである。
仰るとおりで(笑)。
11.端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない。
要するに犯人役にはちゃんとした重要性を持たせろということですね。
12.作中にいくつもの殺人事件があっても、真の犯人は1人でなければならない。ただし端役の共犯者がいてもよい。
真犯人が何人もいるのは推理する読者も困惑してしまうかもしれませんね。
でもグループ犯などもありますし、今はこの限りではないのでしょうね。
13.冒険小説やスパイ小説なら構わないが、探偵小説では秘密結社やマフィアなどの組織に属する人物を犯人にしてはいけない。非合法な組織の保護を受けられるのでアンフェアである。
あまりにも強大な力がバックにあると、探偵側が手も足も出なくなっちゃうからでしょうか。
14.殺人の方法と、それを探偵する手段は合理的かつ科学的であること。空想科学的であってはいけない。毒殺の場合なら、未知の毒物を使ってはいけない。
これもノックスの十戒にありましたね。