2012年12月15日 16:50
【エンタメCOBS】先生や看護士などの免許を持っている人ってどれくらいいるの?
昭和59年度のデータを見ると、小学校が29,171人、中学校が88,339人、高等学校が80,465人となっています。小学校と高等学校については、1万人ほどの減少ですが、中学校が3万人と大きく減っています。
教員免許の取得者の減少の理由は、景気の問題、少子化、採用率の低さなどさまざまあると言われています。
では、毎年10万人以上もの人が教員免許を取得している訳ですが、採用率が低い中、どれくらいの人が実際に教壇に立つことができるのでしょうか?
先ほど取得者数の例に挙げた平成18年のデータでは、
●小学校の教員免許
取得者17,198人
採用者数11,598人
競争率4.6倍
●中学校の教員免許
取得者51,912人
採用者数6,170人
競争率9.8倍
●高等学校の教員免許
取得者73,458人
採用者数2,563人
競争率14.2倍
となっています。
免許を取得しても採用してもらえる学校がない、なんて話をよく耳にしましたが、本当にそうなのですね。こうした採用率の低さから、取得しても採用試験を受けない人も非常に増えているそうです。また、免許取得者の大半が「持っていると何かの役に立つかも?」