男に振り回されて傷つく恋愛はもう嫌…映画『猫は抱くもの』に見る、理想の恋人像
自信を失くして落ち込んでいるときも、そばに寄り添ってくれる良男。愚痴も、一方的な自分語りも全部黙って聞いてくれます。
「誰を好きでも嫌いでも、ずっと一緒にいるよ」こんな良男の言葉の通り、たとえあなたが他の男に恋していても、猫は変わらずあなたのそばに寄り添っていてくれます。
これが人間の男だったら…?こんな言葉をかけてくれる人間の男に出会うのはなかなか稀なこと。でも猫なら、あなたを否定したり責めたりすることなく、ただ存在を認めてそばにいてくれる…それってまさに理想の恋人みたいですよね。
◎良男が人間だったら…
良男はロシアンブルーのオス猫ですが、映画の中では人間の姿でも登場します。演じるのは、吉沢亮さん。美しいロシアンブルーの猫役にぴったりの美青年です。
あの美しいルックスで甘えられたら、もう逆らえる気がしません。
まるで美猫!?な吉沢さんの存在だけでも、猫が恋人だったら…という妄想にどっぷり引き込まれちゃいそうです。
■置いてけぼりを食らっている時間の豊かさ
「自分の人生、100%思い通りに生きている!」なんて絶好調な人よりも、不満や不安を抱えながら生きている人のほうが多いのではないでしょうか。