男女が親密になるまでの「6つの意識段階」とは?文字でつながる恋の弊害を解説
それによると、人は以下の6つの意識段階を踏んで結婚に至るというのです。
1. 類似性の認知
2. お互いを特別視する、いい関係の構築
3. お互いを知り合う自己開示
4. 得手不得手をうまく噛み合わせる役割取得
5. 役どころがぴったりハマって居心地のよさを感じる役割適合
6. 2人で1つ、といったペアとしての結晶意識
ただ、こういった段階を踏むのは、あくまで「対面による関係作り」の場合。現代のような文字だけのやり取りだと、また違ってくるのです。
というのも文字でのやり取りは、ある種独特な「気安さ」を生みます。それは、1や2の段階をショートカットして、いきなり3へと飛ぶ「気安さ」なのです。
相手の顔が見えないまま「実は私はね…」とぶっちゃけトークをして、言葉上の共感を得る。するとそれだけで、自己開示がうまくいったという錯覚に陥ってしまいます。実際には相手はロクに理解せず、適当に話を合わせているだけかもしれません。
でもそれは、文字からは読み取れないのです。
本当はわかり合っていなくても「相手は自分を受け入れてくれたんだ」と思う。そして、一気に心の距離が近づいたように錯覚してしまう…そんな「誤解」