『セシルのもくろみ』第5話あらすじ - 読モ卒業、離婚……波乱は続く
洵子は頷きつつ、「ヴァニティも変わっていかなければいけない」と答えた。
その後、奈央は2016年11月号をもって『ヴァニティ』を卒業。これで終わりだと奈央が実感していた頃、マスコミを大きく騒がせる記者会見が行われ――。
■『セシルのもくろみ』第5話の感想
まさか、今日が最終回?と思わせるような展開でした。
『ミヤジ改造計画』の最終回は寺修行。山登りや掃除などの修行をこなしていく奈央でしたが、私が一番印象に残ったのは奈央と江里が住職と会話するシーンです。
奈央の読者モデル、江里のフリーライターという仕事に対し、住職は「多くの方に夢を見させる仕事」と言いました。
えぇ、まさにそう。
特にモデルは読者の憧れの対象といえる仕事だと思います。しかし、江里は「自分の仕事は消費行動をあおっているようなこと」だと思っており、どこか後ろめたい気持ちもあるよう。
住職はそれを聞いて、「あなたがたのおかげで助かっている人もいる」「皆さんの心を豊かにするお手伝い」だと諭します。それで江里の心もすっきり晴れたようで、ホッしたような笑顔を浮かべました。物事の捉え方ひとつで、気持ちって大きく変わりますよね。