セカンドチャンスは誰にでも訪れる――映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
こんにちは、島本薫です。
空の色や風の中に、少しひんやりしたものを感じるようになりましたね。
今回は、ぬくもりがほしくなる秋の夜長にぴったりの、心あたたまる映画をご紹介しましょう。
■映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』あらすじ
プロのミュージシャンを志したものの、夢に破れ、ヘロインに溺れてロンドンの路上で生活するようになった青年ジェームズは、禁断症状を抑えるための代替薬を使いながら、ストリートミュージシャンとして日銭を稼ぐどん底の日々を送っていた。
ソーシャルワーカーの支援で、古いアパートに住むようになったある日、部屋に一匹の野良猫が迷い込んでくる。猫のケガに気づいて病院に連れていき、あり金をはたいて薬を買うジェームズ。翌朝、ボブと呼ぶようになった猫を外に放し、路上ライブに出かけたところ、なんとボブがバスの中までついてくるではないか。
仕方なくボブを連れて街に出かけ、演奏を始めたところ、ボブの愛らしさに足を止める人が続出。
その日の成果は、今までにないほどの金額になった。ジェームズは、ボブをかけがえのない相棒だと思うようになり、どこへ行くにもボブを伴うようになる。
支え合い、助け合って暮らしていくふたり。