不器用なヒロインに共感! 脳内片思いVS.リアル恋愛を描く『勝手にふるえてろ』- 古川ケイの「映画は、微笑む。」#32
大九明子監督が歌詞を手がけた楽曲「アンモナイト」で、突然歌い出し「絶滅すべきでしょうか?」と問いかけるヒロイン・ヨシカに思わず共感し、応援したくなってしまうこと間違いなしです!
◼︎イチとニ、ヨシカが選ぶのは……?
ヨシカの理想の王子様「イチ」を演じるのは、ダンスロックバンド「DISH//」でボーカル・ギターをつとめ、『君の膵臓をたべたい』、『恋と嘘』など出演が続く若手俳優の北村匠海。
ただかっこいいだけでなく、どこか暗い過去も感じさせるイチ役を絶妙にクールな表情で演じます。
そんな「イチ」とは対照的に、テンション高く、暑苦しい「ニ」を演じるのは、ロックバンド「黒猫チェルシー」でボーカルをつとめながら、俳優や映画監督としても活動する渡辺大知。本作では主題歌「ベイビーユー」も手がけ、ストレートに恋する気持ちを歌い上げます。
ラストに向けてどんどんかっこよくなっていく「ニ」は必見です!
理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない……。
恋愛に臆病で、片思い経験しかない主人公ヨシカが大暴走する恋の行方は、ぜひスクリーンでご覧ください!
◼︎『勝手にふるえてろ』公開情報
『勝手にふるえてろ』
12/23(土・祝)