世の中から小さな“嫌い”をなくしたい――シャンデリアアーティストが作品に込めた想い
今回の作品は、どんなことを意識して作られたのでしょうか?
DRESSさんのイメージを熊手に取り組みたかったので、女性が好きなキラキラしたモノやコスメ、ファッションのような普段の生活の中で身近に感じられるアイテムをたくさん盛り付けられたらいいなと。
それから、お酒ですね。特別な日には、ちょっと高級なシャンパンとか開けているイメージがあったので。
――いろいろなアイテムを使っていますよね。よく見るとDRESSにちなんだアイテムが発見できるのも楽しいです。
今回の作品だけに限らないのですが、キラキラした、ワクワクするような世界観になればいいなと思っていて。
作品に使用する素材は毎回違いますけど、結局は見た人をドキドキさせたいし、「こんなの見たことない」という気持ちになってもらいたいんです。そう感じてもらえるのが一番嬉しいですね。
■性別や人種が違っても、お互いを認め合える世界観
――DRESSは「多様性」をコンセプトのひとつにしたメディアなのですが、今回作っていただいた作品には、まさにその多様性が表現されていると感じます。
素材の組み合わせによっては、パッと見、マッチしないような印象があるんですけど、一緒になってみると“意外に調和する”というような感覚が好きなんです。