スキャンダラスな実話が映画化! 『モリーズ・ゲーム』はセレブが集う超危険な高額ポーカー 古川ケイの「映画は、微笑む。」#50
初めてのポーカーゲームには、安物のワンピース姿で出かけていたモリーも最後には美しい服をまとい、二度と同じ服は着ない、なんて変わりよう。
主演のジェシカ・チャステインに用意された衣装は、なんと全部で90着!その美しい服の数々も見どころとなっています。
◼︎アカデミー常連、ジェシカ・チャステインが光る!
掛け金の最低額は1万ドル(100万円相当)。
どんなにキャッシュを積んでもオーナーからの招待がなければ覗くことも許されない、まるで都市伝説のようなサロンのオーナー・モリー。そんな彼女を演じたのは、『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャステインです。
天才ロビイストを演じた昨年10月公開の『女神の見えざる手』と本作でゴールデン・グローブ賞にもノミネートされ、実力派女優としての地位を確固たるものにしました。
本作では、12歳での背骨の大手術、オリンピック予選でのアクシデント、ポーカールーム常連客の裏切り、マフィアからの脅迫……など、次々と襲いかかる危機を知性とユーモアで乗り切るモリーを、強く、美しく、演じ切ります!
オリンピック候補にもなったトップアスリートから、モリーはなぜギャンブルの世界へと身を投じたのか?
どうやって巨万の富を手に入れ、それらを失くしたのか?FBI が彼女を追う本当の理由とは?
手に汗握る破滅的なゲームの舞台裏はもちろん、モリーの人格形成に大いなる影響を与えた厳格な父親との胸に迫るやりとりなど、ヒューマンドラマとしての見どころにもあふれた本作。