映画『女と男の観覧車』感想。名匠ウッディ・アレン監督脚本の最新作! 愛と欲望、心ざわめくヒューマンドラマ。
■映画『女と男の観覧車』あらすじー1950年代、NYコニーアイランドを舞台にまわる、まわる、秘密の恋。
舞台は1950年代、かつての賑わいは薄れたとはいえ、アメリカ最大の遊園地やビーチがあり、多くの人が行き交うニューヨークの人気リゾート地コニーアイランド。
コニーアイランドの遊園地内にあるレストランで働いている元女優のジニーは、再婚同士で結ばれた回転木馬操縦係の夫・ハンプティと、ジニーの連れ子である息子のリッチーと3人で、観覧車の見える部屋で暮らしています。
ある日突然、遊園地のレストランでウェイトレスとして働くジニーの前に思いがけない客が現れます。20歳でイタリア人のギャングと駆け落ちして、5年も音信不通だった夫の娘のキャロライナでした。
初対面のキャロライナを戸惑いながらも自宅へ連れて帰るジニー。
遊園地の回転木馬の操縦士として勤めるハンプティは、絶縁したはずの娘を見て唖然とします。
キャロライナは、イタリア人ギャングの夫と離婚し、FBIに証言を強要され、命を狙われる身となっていました。
キャロライナは、父との不仲を知る元夫がここには来ることはない、命を狙われてるからかくまってくれと言うのですが、ジニーは我が息子リッチーのこともあり不安でたまりません。