映画『英国総督 最後の家』感想。1947年独立前夜英国領インド最期の6カ月、真実の物語!
果たしてインドにとって最善の道はどのように導かれたのでしょうか?
1947年、英国領インド最後の6カ月、真実の物語!
祖父母が分離独立の大きな影響を受けたという、ケニア出身のグリンダ・チャーダ監督がメガホンをとり、激動の時代に翻ろうされた人々を鮮やかに描き出し心に迫ります。
知ってるようで知らなかった、インド。
歴史や背景を知ることで、スパイスカレーの味もより深みが増すというものでしょう。
ぜひ、映画館でお楽しみいただければ幸いです!
■映画『英国総督最後の家』あらすじー1947年英国による植民地支配から独立までの激動のインドを描いた感動のヒューマンドラマ!
1947年、第二次世界大戦で国力が疲弊したイギリスは、植民地インドを去ると決定。主権譲渡のため任命された新総督マウントバッテン卿(ヒュー・ボネヴィル)は、妻エドウィナ(ジリアン・アンダーソン)と娘とともにデリーの総督の屋敷にやってきます。
マウントバッテン卿は、最後の総督として解放後のインドのために真摯に任務を遂行しますが、妻エドウィナもまた夫以上にインドの人々の平安を願っていました。
非識字率が92%であること、子どもの半数が5歳前に死ぬこと……インドの現状に心を痛め、力を尽くします。