くらし情報『映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』ナタウット・プーンピリア監督インタビュー。まとめて合格請け負います!』

映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』ナタウット・プーンピリア監督インタビュー。まとめて合格請け負います!

で監督賞、主演女優賞、主演男優賞など史上最多12部門を受賞、おめでとうございます。鑑賞させていただきましたが、カンニングというテーマを興味深くスタイリッシュでスリリングに展開しとても面白かったです!この映画は、どのような経緯で生まれたのですか?

ありがとうございます。まずプロデューサーから「時差を使ったカンニングをテーマに映画を撮らないか?」と言われたときにすごく面白いと思いました。子どもの頃からアクション映画やスパイ映画を見るのが好きだったので、カンニングをテーマにアクション・スパイ映画風に製作しようと挑戦したのです。

ーーなるほど。アクション・スパイ映画が参考になってるんですね。カンニングを仕掛ける天才的な高校生を主人公にスリル満点で最初から最後までハラハラドキドキし通しでした。一方で、アジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争や格差社会がリアルに描き出され、近年日本でも問題になっており、考えさせられました。
監督自身は、そのような社会の現状をどのようにお考えですか?

格差社会は確かに大きな問題があると思いますが、双方が理解し合うという落としどころはあるでしょうね。学歴社会については、本来は皆が等しくチャンスがあるはずなのに、やはり教育においても格差があって、本当は受けるべき教育を受けれない子どもがいるという事実があります。

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