くらし情報『映画『12か月の未来図』感想。パリの学校を舞台に出会い・学ぶことの素晴らしさを描いた珠玉の物語!』

2019年3月25日 09:30

映画『12か月の未来図』感想。パリの学校を舞台に出会い・学ぶことの素晴らしさを描いた珠玉の物語!

という男の子。

好きな女子を追いかけ回す幼い一面もありますが、トラブルを繰り返すセドゥは教師の間では退学候補者のひとりとして目をつけられていました。

実はセドゥは大好きな母親が病気のため心が不安定だったのです。

もし、セドゥが中学を中退させられたら、一生社会から落ちこぼれ、這い上がることは不可能でしょう。

フランソワは今までに感じたことのない使命感と父性に駆られ、彼の行動を見守るようになります。

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移民、貧困、保護者の無関心、不幸な環境の中で過ごしてきた彼らに、前任校と同じ指導は通用しないと悟ったフランソワは、生徒自身が自らの能力と未来を信じられるようにと意識改革を開始します。「勉強しても意味がない」と無力感の塊だった生徒たちでしたが、フランソワの熱意ある指導で知的好奇心と自信を取り戻し、『レ・ミゼラブル』の本を読み込む授業に取り組めるほど授業態度が向上します。

他の教科でもクラス全体の成績が上がるなど、フランソワの指導は効果を上げ、生徒の心を掴めず悩んでいた社会教師のクロエ(ポリーヌ・ユリュゲン)は、フランソワに尊敬以上の感情を抱くようになります。


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すべてが順調だったある日、遠足で訪れたベルサイユ宮殿でセドゥがトラブルを起こしてしまいます。

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