御朱印の転売、恫喝騒ぎが悲しい……御朱印帳を持つ方に伝えたい5つのこと
「もっと、上手に書いてほしかった」
「こんなにシンプルなものではつまらない」
「インターネットで見たのと、同じものがほしい」
「こっちはお金を払っているのだから、お客さんなのに」
このような哀しい言葉を受けて、ショックを受ける神職の方も、各地の神社で増えている現実があります。
御朱印を求めてお越しになる方の混乱が著しい神社においては、職員に「対応が悪い!」と罵声を浴びせ、あたかもサービス業であるかのような、謝罪や即時の改善を求める方までおられたそうです。
このままでは、御朱印について誤解されている方が増えてしまうばかりでなく、純粋に神様と心を通わせたいと神社へお詣りして御朱印をいただく方や、懸命に神様のために神社を守り奉仕をされている神職の方にまで、哀しみが広がりかねません。
今一度、皆様とともに「御朱印」とは何かを考えながら、心を神様の方向へ向けていただけたらと願い、私はひとりの巫女として5つのことをお伝えしたいと思いました。
■御朱印帳を持つ方に伝えたい5つのこと
1.神様とあなたの「ご縁」の意味を心に留める
御朱印は本来、あなたが神社に参拝して、神様と心を通わせた「繋がりの証」