映画『神と共に 第一章:罪と罰』感想。輪廻転生、壮大な冥界ファンタジーアクション!
殺人・怠惰・ウソ・不義・裏切り・暴力・天倫という7つの罪状すべてを晴らした者だけが現世に生まれ変われるというのです。
ジャホンの裁判を支援するのは、過去1000年で47人の亡者を転生させた冥界のスーパー弁護士カンニム(ハ・ジョンウ)、武術に長けた警護担当ヘウォンメク(チュ・ジフン)、少女のように純真な心を持つ補助弁護士ドクチュン(キム・ヒャンギ)という3人の使者。
彼ら3人も合計49人の亡者を転生させることに成功すれば、人間に生まれ変われることを約束されていました。
冥土の入り口「初軍門」を訪れたジャホンでしたが、生前に善き行いを積み重ねてきた彼は、19年ぶりに現れた貴人、すなわち“正義の亡者”なのだと告げられます。
かくしてジャホンの現世での「罪と罰」が問われる地獄めぐりの旅が始まりました。
おどろおどろしい溶岩が煮えたぎる最初の「殺人地獄」では、ジャホンが火災現場で同僚を救えなかった過去が問われます。
ふたりの裁判官(オ・ダルス、イム・ウォン)は未必の故意による間接殺人罪でジャホンを起訴しますが、最終弁論に立ったカンニムは当時の様子を映し出す“浄玻璃の鏡”を使い、8人もの命を救ったジャホンの活躍を証明。