2019年10月3日 20:00|ウーマンエキサイト

自分はいつも後回し「私、何が好きだったっけ?」自分を取り戻す3つの方法



■3年後の自分はどうなっていたい? 手紙を書く

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自分の好きなこと、やりたいこと、自分がなりたいものを書き出したら、次は「3年後の自分へ」手紙を書いてみましょう。

5年、10年では先すぎて「自分がそんな風になれる気がしない」とあきらめがちですし、半年後や1年後では近すぎて「なりたい自分」の選択肢を狭めてしまいます。そこで、3年という区切りが一番適当なのです。

3年後はどうなっていたいか、3年後の自分に何を言いたいかを、紙に書きとめるだけでもいいですし、思いついた時に携帯電話にメモするでもいいのです。すると、自分に目が向き、今は何をすべきかが見えてきます。


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3年後の一歩目は明日ですから、明日、自分のために何をすべきかが見えてくるでしょう。3年後の「理想の私」は、その繰り返しで形作られていきます。

書きとめた「こうしたい、こうなりたい」は、見返せる形で書き残すのがいいですね。それは、「こうしたい、こうなりたい」はだんだん変わっていくこともあるからです。

過去の「こうしたい、こうなりたい」を見返すと、それが思いつきで書いたものなのか、それともずっと願っている望みなのかが見極められますよね。書いていくこと、残すことが大事。見返すことで、やりたいことがよりクリアになっていきます。

手紙を書くのは、必ずしも3年後の自分と決めなくても構いません。
例えば、子どもの就学・入園など説明ができる節目があれば、2年後や4年後でも区切りとしていいのです。

子どもが小さいうちは、「こうしたい、こうなりたい」が必ずしも自分のことではなくてもいいと思います。例えば、子どもをどこの学校に入れたい、子どもにこうなって欲しいというゴールもアリです。

小さな子どもが自分の進路や学校を選ぶのは難しいですから、そのサポートをしたい、子どもの教育に注力したいというのもまた「自分の望み」だと自覚することも大事。子どもの未来でありつつ、自分の未来でもあるわけです。

■「こうしたい、こうなりたい」の輪郭が見え始めたら

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自分の「こうしたい、こうなりたい」を3年後の自分あてに繰り返し書いていくと、だんだんと目標が定まってくるはずです。そうしたらいったん、手紙を書く作業はやめてもいいでしょう。

目標を達成した、または「こうしたい、こうなりたい」がなくなったら、また「3年後の自分へ」手紙を書けばいいのです。


女性は、結婚、出産、育児と、ライフステージが大きく変わるタイミングがあるので、その時々でやりたいことが変わってもいいと思います。子どもの教育に注力する時もあれば、自分の好きなこと探しをする時もあるでしょう。それが、遅い早いはありません。

家庭はこうだけど、自分の仕事はどうだろう。自分の体力はどうだろう。夫との関係はどうだろう。その時、その時で、やりたいことを思いついたら書きとめるというのでいいと思います。

それを繰り返すことで、きっとあなたの本当の「好き」が見えてくるのではないでしょうか。


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