2023年7月10日 11:10
転職するタイミングを逃した。このままがんばる? 思い切って異業種にチャレンジ? 悩めるアラサーのキャリアプラン
の境目になりやすい年齢だからです。
35歳を超えると、多くの企業は部下を持たせ、マネジメント経験を積ませます。したがって、35歳以上の転職で「マネジメント」というポータブルスキルを持っているかどうかで、難易度が大きく変わってくるのです。
もし相談者さんがすでに部下・後輩育成経験を豊富に持っているのであれば、異業種転職はそこまで難しくないはずです。逆に、マネジメント経験が全く無いにもかかわらず異業種へいこうとされるならば、年収ダウンは覚悟して挑む必要があるでしょう。
■異業種でも前職が活かせる場所を狙う
とはいえ、マネジメント経験が積めるかどうかは企業の平均年齢や、上のつまり具合によっても違いますよね。そこで、マネジメント経験が少ないけれど転職したい方におすすめなのが「前職の専門知識が役立ちそうな異業種探し」です。
たとえば、レンガ成形の専門知識を持っていたら、建売住宅を売るときにお客様を説得できそうじゃありませんか?
「この道10年の私が申し上げますが、○○建築のレンガは最高級品ですよ」
「いいレンガは叩けばわかるんです。
中がみっしり詰まったレンガは、鈍い音がしますから」
なんて言われたら、その建築会社で家を建てたい!というお客様も出てくるでしょう。