くらし情報『一人の女の子を苦しめた毒親の呪縛と、ちょっとした一言に出る人柄の違い【いちばんすきな花#4】』

2023年11月9日 11:15

一人の女の子を苦しめた毒親の呪縛と、ちょっとした一言に出る人柄の違い【いちばんすきな花#4】

※このコラムは『いちばんすきな花』4話までのネタバレを含んでいます。

一人の女の子を苦しめた毒親の呪縛と、ちょっとした一言に出る人柄の違い【いちばんすきな花#4】

■美人や娘というパッケージばかり見られてきた夜々

美人だというだけで、周りに勝手に偏見を持たれて辛い思いをしてきた夜々(今田美桜)。

中身を見ようとしてくれないのは、周囲の人間だけではありません。1番身近な存在であるはずの夜々の母親(斉藤由貴)までもが、夜々に理想を押しつけていました。

女の子が欲しかった母は、4人兄弟の中でも優劣をつけ、唯一の女子である夜々を1番大切に扱ってきました。「理想の女の子」としての役目を夜々に求め、かわいい服を着せ、お人形で遊ばせ、好きな色はピンクと決めつける。

加えて極度の過干渉。勝手に夜々のLINEを覗き、友人関係を全て把握したがったり、グループに男性がいないかを確認したりするなど、26歳の女性に対する接し方とは思えない過保護っぷりです。


そして、自分の“理想の夜々”から外れる言動があれば、それは周囲のせい。それが本当の夜々の姿であるとは微塵も思わないよう。

周囲の人間どころか、一番の理解者であるはずの母までが夜々の中身を見ることなく、役割や理想を決めつけ、それに応えようと生きる夜々はさぞ息苦しかったことでしょう。

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