4人に奇跡のような共通点が発覚。運命の歯車を動かした“謎の女”の存在【いちばんすきな花#7】
※このコラムは『いちばんすきな花』7話までのネタバレを含んでいます。
■新たな4人の共通点、美鳥ちゃんの存在
「二人組が苦手」という共通点と、突然の出会いから急激に仲良くなった、ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)、紅葉(松尾楓珠)の4人。ここにきてまた一つ、奇跡のような共通点が見つかりました。
それぞれが違う時、違う場所で交流を持ち、心と記憶に深く刻まれている、美鳥ちゃんという一人の女性の存在です。そして、椿の家の前の家主が、まさにこの美鳥ちゃんでした。
第一話で、ゆくえが椿の家に寄った帰りに美鳥ちゃんに電話をかけ、「お家この近くだったよね?えっ?北海道戻ったの?」と家に寄ろうとしていましたが、その家が椿の家だったのですね。
そして、「東京に戻ってきて塾をやるから一緒にどうか」とゆくえに声をかけていたようですが、それが椿の家を買い戻したい、という話につながっていたわけです。
■それぞれからみた美鳥ちゃんという人間
椿にとっての美鳥ちゃんは「もう一度会いかった中学の同級生」。その頃の志木さん(美鳥)はとても荒れていて、学校に来ると誰かしら殴っていたほど。